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2013年 アブラハム・グループ入社式 社長訓示

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2013.04.01

2013年4月1日に行われた「2013年度入社式」において、アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社およびアブラハム・プライベートバンク株式会社 代表取締役社長 高岡壮一郎が次のように訓示しました。


皆さん、入社おめでとうございます。役員・社員を代表して、心から皆さんを歓迎します。

思い返せば内定後、皆さんは早く即戦力になりたいと「学生時代に何をしたらいいですか?」ととても真剣だったことを覚えています。入社前の宿題だった、AFP資格に必要な国家試験フィナンシャルプランナー2級も全員合格していますね。これからも沢山の研修で知識を身につけていくと思いますが、フレッシュな向上心をこれからも忘れずに日々努力してください。

さて、「当社のこれまで」と「当社のこれから」についてお話をします。

私が起業した2005年は、ちょうど時代の転換点でした。高度成長期は大企業やメーカー・サイドや販売者サイドに力があったのですが、成熟社会ではユーザ・サイドに力が移っていきます。そのような社会の構造変化を受け、「個人の意思決定に役に立つ情報を提供する会社」、つまりユーザ・エージェントをアブラハムは志向して創業されました。アップルやアマゾン、グーグルなど新時代の急成長企業はすべてそのような会社であり、これが時代の流れだという認識を当時から持っていたわけです。ですから、「アブラハム」の社名の由来はアブラハム・マズローの欲望の五段階説であり、「個人の自己実現を応援したい」という志を社名につけたわけですね。

そんなアブラハムは2005年にマンションの一室で創業して以来、「事業を通じて社会を変革していきたい。特に、個人の自己実現を応援するような事業を創りだし、その分野でNo.1になりたい」と言い続けて来ました。特にこだわったのは、「個人のため」に仕事をするということと、「No.1であること」。No.1にこだわる理由は、高い山といえば富士山しか誰も知らないのと同様に、No.1でないと誰も覚えてくれず、結果として、社会にインパクトを与えることができないからです。

創業時のアブラハムは数人でした。そのような中、社会にインパクトを与えるために、「個人」の中で一番インパクトの大きな「富裕層」をアブラハムの最初のターゲットに定めました。

富裕層に対して、必要とされる情報を提供することで、富裕層の投資と消費を活性化し、社会全体を豊かにしよう。そういうトリクルダウン効果を目指して事業展開をしてきました。その中心的な事業は金融資産1億円以上限定のプライベートクラブ「ゆかし」でした。「ゆかし」の会員総資産は1兆円を超え、富裕層会員組織では日本でNo.1になりました。

「ゆかし」の富裕層会員が求める情報を提供するのがアブラハムの役割でした。その中で、富裕層は日本の金融サービスに満足していない、日本の金融機関(販売者)からの情報に満足していないことを当社は知るにようになります。そこで、会員ニーズに応えるために2008年、アブラハム・プライベートバンクを設立し、投資家が求める情報を有償で提供する投資助言(コンサルティング)の事業を開始しました。

販売会社から独立・中立した立場で、会員にとって一番よい情報を提供するというユーザ・エージェントのスタンスが個人投資家に評価され、わずか4年で、2012年9月には投資助言契約額累計400億円にまで成長し、日本でNo.1の海外投資コンサルティング会社となりました。(2013年3月末現在 同686億円(速報値))

そのような状況の中、2012年10月末に開始したのが、自分年金積立サービス「いつかはゆかし」です。これはテレビCMを2012年の年末から開始しています。

この事業のターゲットは一般の方です。私たちはこの事業を通じて、団塊ジュニア世代の老後不安を解消したいと思っています。これまで培った海外投資コンサルのノウハウを活用し、日本政府の力だけでは解決できない「年金問題」をグローバルな視点に基づいたビジネスで解決していくことにチャレンジしていきたいのです。

現在30代・40代は子供の教育費や親の介護費用がかかる中、国の年金も払い損世代です。
国の財政破綻や企業年金の破綻が報道される中、この世代は全体的に萎縮して閉塞感に囲まれています。

この世代の老後不安を取り除くことでこの世代を元気にできれば、その結果、その子供世代や親世代も元気にすることができ、日本社会全体を明るくできます。そういう意味で、「団塊ジュニア世代の老後不安の解消」は日本社会全体を活性化するセンターピンだと思っています。

2013年の今、アブラハム・グループとしては自社の持っているものを活用して、世の中に大きく貢献できるチャンスが目の前にあります。
私たちは、真摯にこれに向かっていくだけです。

新入社員の皆様においては、この日本という国の中に、グローバルな視点を持ち込むことで社会的な課題を解決するという、大きな社会的使命の達成に向けて、今日のフレッシュな気持ちと情熱を忘れずに、私たちと一緒に力をあわせていきましょう。


アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社
アブラハム・プライベートバンク株式会社
代表取締役社長 
高岡壮一郎